遅くなったけど
田口くん入所七周年おめでとう!
いのっちお誕生日おめでとう!以前イノハラ一族と呼ばれていたころが懐かしい組み合わせですが(+風間兄さん)めでたいことはめでたいので二つあわせて祝おうと思います。
今日は哀しい事がありましたが田口くんの待受けみるだけで少しばかり浮上できました。そういうことってあるんだなぁ、としみじみと思いました。あなたがいて、よかった。
上とはまったく違う哀しいことのおはなしです。二つもあったんですよ、哀しい事が。
一つは俳優・田村高廣さんの逝去。
おそらく皆さんあまりご存じない俳優さんだと思うのですが、平たく言えば田村正和さん、田村亮さんのお兄さんです。私がなぜ彼を好きなのか、というのはですね、彼のお父さんに起因しているんです。私、彼のお父さんである坂東妻三郎氏がそりゃあとてもとても大好きなんです。(坂東妻三郎・以下坂妻は1953年に逝去されています)今じゃケーブルかBSでしか映画が見れませんが、時代劇が大好きな私としては坂妻はある意味聖域の俳優さんなのです。他に聖域の俳優さんといえば、なくなっている方だと市川雷蔵氏や大川橋蔵氏、海外でいうとリバーフェニックスやオードリーヘプバーンですかね、と話がそれました。その聖域の息子さんである彼も勿論すばらしい俳優さんです。大変味のある役者さんで、まさに演技派の名前を欲しいがままにする、そういう方なのです。その彼が、亡くなった。朝、ニュースで見た瞬間に血の気が引きました。葬儀もすでに済まされている。死因もわからない。ただそれだけでした。聖域の息子だとかそういう問題でなく、私は彼の演技が好きでした。その好きな彼の死をまったく知らないで数日過ごしていた。それが私にとってショックだったんです。77歳なんだから、と友人たちは言います。ちがう、問題なのは年齢じゃないんだ。そうじゃないんだ。もっと、深いところでの喪失感が私を襲っているんだ。言葉で言い表せない感覚が半日近く私を襲っていました。どうせ何も出来ない一ファンでしかない私がどうこう言うにもするにも出来ない私はただ、ご冥福を祈ることしか出来ない。それが哀しくて悔しくてどうしようもない。あとしばらくは心の中で喪中状態なんだろうな、と思います。
次に哀しいことというのは部活で同期の子がやめたことです。確かにうちの部はきついけどそんな、一ヵ月半でやめるだなんて、と思うと哀しくなったんです。さびしい、の方が正しいかもしれないけど。うちの部はプライベートな時間がまったく取れないし、もっと違った種類の夢がもともとあって、そこに向かって歩いていく決心が彼女に出来ているんなら、引き止めることは出来ない。でも、せっかく仲良くなれたところだったのにな、と思うと残念で仕方がないんです。学部もキャンパスも違う子だったから、四年間で一緒のことが出来るのは部活しかなくって。それをやめた訳です。連絡を取り合う気はあるし、これからも仲良くなれるとは思うけど、やっぱり部活動特有の一体感を彼女と味わえない。それが哀しいなぁ、と思いました。
ほんとにね、泣きっ面に蜂ですよ。でも初めに書いてあったとおり、部活からの帰りの電車に田口くんの待受け見てたら少しだけ浮上できた。単純だなぁ、とは思うけど、ホントに彼がいてくれてよかったと思います。
とは言えしばらくは喪失感との戦いです。はぁ。
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